令和5年度 食品安全・オンラインセミナー「有機フッ素化合物(PFAS)の食品健康影響評価書(案)」

食品安全委員会
26 Feb 202453:16

Summary

TLDRこのスクリプトは、食品安全委員会の麻野委員が、食品の安全性確保を目的としたリスク評価方法と用語解説を行い、特に環境汚染物質や農薬、食品添加物などのハザードとリスクの関係を説明しています。また、PFAS(ペルフルオロオキシケムカル)化合物に関する具体的な評価過程や健康影響の研究結果を紹介し、現在の科学的知識に基づいた摂取量の目安(TDI)を策定する必要性と、将来の研究が示す可能性について触れています。

Takeaways

  • 📋 スクリプトは、食品安全委員会委員の麻野氏による講演をベースとしており、食品安全とリスク評価に関する基本的な考え方と方法を紹介しています。
  • 🔍 ハザードとリスクの概念が説明されており、ハザードは食品中に存在する有害な要素を指し、リスクはその有害な影響が実際に起こる可能性と強さを表しています。
  • 🛡️ 食品安全の確保には、リスク評価、リスク管理、リスクコミュニケーションの3つの重要な機能が存在すると触れられています。
  • 🧪 食品安全委員会では、毒性学的な特徴を評価し、人に対する影響を明確にし、リスク管理においては実行可能性や費用対効果を考慮してリスク低減措置が実行されることが示されています。
  • 📈 特定の化学物質(例:環境汚染物質、農薬)に関するリスク評価は、動物試験や人間の調査に基づいて行われ、科学的に評価された安全な摂取量が算定されています。
  • 🚫 汚染物質については、ゼロリスクを目指すことはできないが、リスク評価に基づいて基準値が設定され、食品中の汚染物質をできるだけ低く抑えることが求められています。
  • 🌐 評価の際には、国際的な基準やOECDガイドラインに則した毒性試験報告が利用され、信頼性の高いデータが評価に用いられることが強調されています。
  • 📊 PFAS(_perfluoroalkyl and polyfluoroalkyl substances_)に関する評価では、動物試験と人的疫学研究の結果が分析され、生殖、免疫、発達などの影響に関する証拠が不十分または限定的であることが指摘されています。
  • ⚠️ PFASへの暴露量は、主に食品を通じて行われており、水道水からの暴露は比較的低い割合を占めていることがわかります。
  • 🔎 将来的には、PFASに関する科学的知識が進展すれば、現在のリスク評価を更新する可能性があると述べています。また、実際の摂取量や暴露経路についてのデータ収集が今後の課題となっていることが示されています。

Q & A

  • 麻野委員は食品安全委員会でどのような役割を果たしていますか?

    -麻野委員は食品安全委員会の委員として、食品安全に関するリスク評価の方法や主要な用語などを紹介し、その分野の専門知識を発揮しています。

  • ハザードとリスクの違いは何ですか?

    -ハザードは食品中に存在する有害な影響を起こす可能性のある要素を指し、リスクはその有害な影響が実際に起こる確率と強さを表します。

  • 食品安全委員会ではどのようなリスク評価の方法が用まれていますか?

    -食品安全委員会では、ハザードの特定、毒性学的な評価、人への影響の明確化、そして食品を通じた暴露量の評価に基づくリスクの判定が行われています。

  • 農薬や食品添加物と環境汚染物質の違いは何ですか?

    -農薬や食品添加物は意図的に使用される物质であり、管理が可能ですが、環境汚染物質は意図しないで環境中に存在し、食品に付着する可能性があるため、管理が難しいです。

  • ADIとは何を表しているか説明してください。

    -ADIとは、人が1日に摂取しても健康に有害な影響を及ぼさないと考えられる量の指標です。農薬や食品添加物に対して設定されます。

  • TDIとは何を意味していますか?

    -TDIは、人が1日に摂取しても一生健康に影響を及ぼさないと考えられる量の指標で、汚染物質などに適用されます。

  • GLPとはどのような意味ですか?

    -GLPは「Good Laboratory Practice」の略で、研究や試験を行う際の国際基準に従った適切な実験室の運用方法を指します。

  • 疫学研究とはどのような研究ですか?

    -疫学研究は、人々の集団を対象に健康に関する現象やその要因を研究する科学であり、環境汚染物質などの影響を評価する際に用いられます。

  • PFOSやPFOAなどの特定の化学物質について、現在の評価の難点は何ですか?

    -PFOSやPFOAなどの化学物質については、動物実験と人間での影響に差があり、また疫学研究の結果に一貫性がなく、健康影響の評価が難しい点が難点です。

  • 消費者や事業者を含む全てのステークホルダーが行うリスクコミュニケーションの目的は何ですか?

    -リスクコミュニケーションの目的は、意見や情報を交換し、安全な食品の評価に基づく安心感を得ることにあります。

  • 食品安全委員会では、どのような基準に基づいて食品の安全性が確保されていますか?

    -食品安全委員会では、科学的なリスク評価に基づいて食品の安全性が確保されており、毒性学的なデータや人への影響の評価、食品への暴露量を考慮して判断しています。

  • PFOSやPFOAなどの化学物質の暴露量を評価する際に用いられるポッドモデルとは何ですか?

    -ポッドモデルは、実験動物のデータをもとに、人間に換算した時の摂取量を計算するモデルであり、TDIの算定に用いられます。

  • 現在のPFOSやPFOAのTDI値はどのように決定されたのですか?

    -PFOSやPFOAのTDI値は、動物実験から得られたデータと、安全係数を考慮して決定されたもので、将来的には新たな科学的な知見に基づいて見直す可能性があります。

  • PFOSやPFOAなどの化学物質の暴露経路について、現在の理解は何ですか?

    -PFOSやPFOAなどの化学物質の主要な暴露経路は食品からの摂取であり、水道水や粉塵、吸入なども考慮されますが、具体的な暴露経路の把握が課題となっています。

Outlines

00:00

📜 食品の安全性とリスク評価の基本

麻野委員が食品安全委員会の活動と食品安全分野におけるリスク評価の方法、主要な用語を紹介。ハザードとリスクの定義、関係性、食品の安全確保のための国家システムの概要を説明。リスク管理の実行可能性や費用対効果、基準値の設定、監視、指導が含まれる。

05:02

🌱 農薬と食品添加物、汚染物のリスク評価

農薬や食品添加物、汚染物のリスク評価方法の比較。農薬や添加物については企業が企画し、基準を設け管理可能。毒性の高いものは使用禁止。汚染物質はゼロレベルにできないが、リスク評価に基づいて基準値を策定。毒性評価のためのGLP施設でのOECDガイドラインに従った試験が重要。

10:05

🧬 科学物質の特定と毒性評価

環境汚染物質や農薬などの科学物質の特定と毒性評価の過程。動物試験や疫学研究データをもとに、人への影響を評価。無毒性量の算定、暴露量とリスクの関係の分析が行われ、食品の安全性を判断する。

15:08

👶 ピフの健康影響評価

ピフ(PFAS)化合物に対する健康影響の評価。国際的な指標値の整合性の問題、PFASの構造と用途、法律上の管理状況、特定のPFAS化合物(PFOS、PFOA、PFHxS)への焦点を当てた評価活動の経緯、科学論文や疫学研究データの分析が含まれる。

20:11

🔬 健康影響の科学的な根拠

PFAS化合物の健康影響に関する科学的な根拠の検討。動物試験結果と人間での影響の比較、疫学データの分析、因果関係の確立のための4つのポイントの重要性、肝臓への影響の可能性についての評価。

25:11

🍽 支出代謝とコレステロールの関係

PFAS化合物が支出代謝とコレステロール値に与える影響。動物実験と人間研究の結果の相違、コレステロール値の上昇とPFASの関係の不明確性、研究の限界と課題の指摘。

30:13

👼 生殖・発達とPFASの関連性

PFAS化合物が生殖と発達に与える影響。動物実験での出生時体重低下や成長抑制の報告、人間研究での低出生体重との関連性、ワクチンの有効性とPFASの関係の曖昧さ、免疫応答への影響の調査結果。

35:16

🌡 甲状腺ホルモンと神経系への影響

PFAS化合物が甲状腺ホルモンや神経系に与える影響。甲状腺ホルモンレベルの変化とPFASの関係、神経系の学習記憶能力の変化、ADHDやアレルギー性疾患との関連性、研究の不明確性と課題。

40:17

🚫 PFAS化合物とがんの関連性

PFAS化合物ががんのリスクに与える影響。遺伝毒性の欠如とがんの原因となるメカニズムの不明確性、肝臓癌や腎臓癌との関連性、IARCによるPFAS化合物の致癌性評価、将来的な研究の必要性。

45:19

📉 TDIの算定と暴露量の評価

PFAS化合物のTDI(一日あたりの安全な摂取量)の算定過程と実際の暴露量の評価。TDIの算定に用いたモデルと安全係数、PFASの摂取経路と食品からの摂取量の推定、現在の摂取量がTDIに比べて低いという結論、将来の研究や情報収集の必要性。

50:21

🛑 将来の課題とリスク管理

PFAS化合物に対する将来の研究課題とリスク管理の方向性。健康影響や暴露量に関する情報の不足、疫学研究の結果の一貫性、実際の摂取量とTDIとの比較、リスクコミュニケーションの重要性、リスク管理の取り組みの概要。

Mindmap

Keywords

💡食品安全委員会

食品安全委員会とは、食品の安全性を確保するために設立された組織で、食品に関するリスク評価や管理を担当しています。このビデオのテーマは食品安全性に関連しており、委員会はその確保に努めてきました。

💡リスク評価

リスク評価とは、食品や環境において存在する潜在的な有害影響と、それらが実際に発生する可能性を評価するプロセスです。ビデオでは、食品安全委員会がリスク評価を行う方法やその重要性を説明しています。

💡ハザード

ハザードは、食品中に存在する潜在的な有害な要素を指します。例えば、農薬や食品添加物、重金属などが該当します。ビデオでは、ハザードがリスクを形成する要因の1つとして説明されています。

💡リスク

リスクは、特定のハザードが実際に有害な影響を及ぼす確率とその影響の強さを指します。ビデオでは、リスクを減少させるためには暴露量を減らすことが重要であると強調されています。

💡毒性学

毒性学は、物質が生物に与える有害な影響を研究する科学分野です。ビデオでは、食品安全委員会が毒性学的なデータをもとに食品の安全性を評価していることが触れられています。

💡リスク管理

リスク管理とは、評価されたリスクに基づいて、適切な措置を講じることでリスクを管理するプロセスです。ビデオでは、リスク管理がどのように行われ、リスクを低減する対策が実行されるかが説明されています。

💡リスクコミュニケーション

リスクコミュニケーションは、リスクに関する情報をステークホルダーや消費者に伝えるプロセスです。ビデオでは、情報が共有され、関係者が安心感を得るためにコミュニケーションが重要であることが強調されています。

💡環境汚染物質

環境汚染物質とは、環境に排出された有害な物質のことを指し、食品に付着する可能性があります。ビデオでは、環境汚染物質が食品の安全性に与える影響について説明されています。

💡農薬

農薬は、作物の病気や害虫から保護するために使用される化学物質です。ビデオでは、農薬が食品中に残存する可能性があるハザードの1つとして触れられています。

💡食品添加物

食品添加物は、食品の色、風味、保存性などを改善するために加えられる物質です。ビデオでは、食品添加物がハザードとなり得る理由と、それに対する管理方法について説明されています。

Highlights

食品安全委員会委員の麻野が、食品安全確保とリスク評価方法について紹介。

ハザードとリスクの概念が説明され、その関係性と重要性が強調。

食品安全の国システムにおけるハザード評価とリスク管理の役割が明確化。

リスクコミュニケーションの重要性とステークホルダー間の情報交換が議論。

環境汚染物質、農薬、食品添加物に関するリスク評価の比較分析。

ADI(一日当該摂取量)の設定方法とその科学的基础が説明。

汚染物質のリスク管理と基準値設定の国際基準が紹介。

GLP施設での毒性試験とOECDガイドラインの重要性が強調。

疫学研究と動物試験の結果をもとにリスク評価が行われることが示唆。

PFAS(ピフ)の健康影響評価における課題と不確実性が議論。

PFASに関連する肝臓、支出代謝、生殖、免疫の影響が分析。

ワクチンの効果とPFASの関連性に関する研究結果が提示。

甲状腺ホルモンとPFASの関係性についての研究結果が示される。

神経系へのPFASの影響とADHDの関連性研究が紹介。

PFASの致癌性と国際的な評価機関の評価結果が考察。

TDI(一日当該摂取量)の算定過程と不確実係数の扱いが説明。

PFASの暴露経路と実際の摂取量のデータ収集の重要性が強調。

リスク管理におけるPFAS濃度分布データの収集と対応が議論。

リスクコミュニケーションの役割と消費者への情報提供の重要性。

Transcripts

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皆様こんにちは食品安全委員会委員の麻野

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と申します本日はよろしくお願いいたし

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ますまず私の方からですね食品安全委員会

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におけますえイントロダクションとしまし

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てえ食品安全委員会におけます食品安全

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分野にあの関するえ安全性の確保これを

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目的としたえリスク評価に関するやり方ま

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方法それから主要なワード等を事前に皆様

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にあのお伝えしたいと思いますえまずあの

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職員安全の分野でえよく使われる用語と

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いたしましてハザードという言葉それから

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リスクという言葉がありますでまずここで

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あのあの初めにあのこれをお伝えしたいと

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思いますけどもハザードという言葉これは

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ですね職員中に存在する有害な影響を

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起こすもの全てを表します例えばあ農薬

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ですととか食品添加物のようにあらかじめ

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こう人にも傾向的にま口を通してえ暴露さ

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れるというようなものからえ意図してない

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ま環境中にあります重金属ですとか微生物

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カビ毒それから今日話題になります環境

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汚染物質まこういったものに関しましても

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え職員を通して我々の体に入ってえ有害な

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影響を起こす可能性があるものこれを全て

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ハザードと呼んでいますでそれに対して

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リスクというのはその有害の影響が起こる

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ま確率とその強さという言い方しますけど

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もま多くの場合はこのハザードに対して

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どれだけそれを摂取してしまったかまこう

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いったものでえリスクが表されますで

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ハザードが大きくてもこの暴露の量を極力

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減らせばリスクは減らせるということです

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のでリスクはこのハザードとバクロリオン

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の関係で示されるまそういった用語となり

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ますでえ食食品の安全を守る国のシステム

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としましてこれで簡単に示しております

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けどもまず我々内閣初見安全委員会でえ

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そのえハザードに関する毒性学的な特徴

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こういったものを評価して人に対する影響

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をえきちっと見出しますでこれに対してえ

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えリスク管理と書いてある部分でえ他の

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省庁におきましてですねえこのリスクを

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評価した我々の指標に対して実行可能性や

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費用体効果も勘案してえそのせリスクの

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低減措置を実行するま具体的には管理する

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基準を設けるとかそれからその数値を監視

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指導するまこういったことをここに示した

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省庁で行っておりますでこの機能を分離

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するということはですねこれあのえリスク

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を評価してリスクを管理するこれそれぞれ

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をあの別の期間で行っておりますので公平

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公成な対応ができるということを目的とし

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ておりますで最終的には最下に示してあり

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ますようにえ消費者それから事業者も含め

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たえ全てのステークホルダーま関係者が

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ですね互いに意見や情報を交換してより

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安全なものを評価した内容に対して安心を

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得ていくというようなそういったリスク

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コミュニケーションを行っていくというの

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を目的としておりますで職員健康影響評価

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としましておりますけども我々が行ってる

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初見安全委員会のリスク評価はまず何が人

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の健康に有害を及ぼすものなのかというの

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をハザードを特定しますでこのハザード

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例えば環境汚染物質ですとかそれから

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農薬ですとかまそういった科学物質から

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美生物そういったものを特定してえこの

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特性を評価しますで特性を評価するという

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のはですね人に対してどのような毒性が

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現れるのかでどのぐらい要で現れるの

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かってことをえきちっと評価いたしますで

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これにこれについては動物試験や人での

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調査ま学研究と呼んでありますけどもこう

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いったものをベースにして後ほどもう

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ちょっと詳しく話をしますけども対応1日

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摂取料1日あ摂取してもま人が一生害それ

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を摂取してもおそらく大丈夫であろうと

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いうそういった数字を算定いたしますそれ

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から食品を通じてどのぐらい暴露されるか

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という数字と合わせ

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リスクの判定を行うこれが食品安全委会で

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の仕事になっておりますで汚染物質の特徴

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としましてま農薬と食品添加物まこういっ

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たものとあの比較した表がちょっとあのえ

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組み合ってますけどもえ左側にあるのが

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農薬ですとか職員添加物もうあのこの使用

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する目的として最終的にえま残留農薬です

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とか食品中に転化した科学物質まこういっ

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たもので人にあの必ずえ食品を通して入っ

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てくるものがこの左にカラムで示してあり

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ますで右側はですね汚染物質これはえ人は

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人は意図してないんですけども水屋土上

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待機を待機とかいったその環境を通じてえ

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食品存在してくるようなものですねで

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それぞれでちょっと評価の仕方が変わって

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まいりますで農薬食品添加物ですとこれは

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それを開発して使用する企業スポンサーが

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おりますのでえ企画や使用基準を設ける

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ことで管理が可能でえ毒性が高いものは

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使用禁止できるという特性がありますで

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また製造者申請者があってきちっとした

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動物動物試験をベースにしたえ評価が可能

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であるということそして最終的に求めるの

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が1日摂取しても大丈夫な量これがadi

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と表しますでadiというのは農薬食品

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添加物など元々え職員にあの購入する可能

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性があるものに対してえ設定する指標置に

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なります一方で汚染物質等でとですねこう

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良期せのところから入ってきてえ口にして

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しまうようなそういった内容のものに関し

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ましてはえこれは完全にゼロにはできない

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ものですで生産方法と改善しない限り普通

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は勝手にま減ってくものでもあのが少ない

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のでこれの管理の仕方ま我々はリスク評価

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ですが管理の仕方としましてはですねここ

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に書いてありますあらあらの原則と言い

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ましてま食品中の汚染物質を無理なく到達

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可能な範囲できるだけ低くすべきという

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考え方のもとこれは国際的にですね汚染

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物質との基準値設定のあ基準値作成の基本

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となっている考え方を投資してえ基準値を

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策定作成してまいりますそしてえ最終的に

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出てくる指標としましては今日のあのえ

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物質もそうですけども太陽1日摂取量です

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これは1日摂取してもあ1日摂取して一生

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がそれが摂取されてもえ健康に影響を

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及ぼさない量としてえこれをTDITDI

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という数字を算出してまいりますでその時

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に使われる

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あの材料ですねこれがま毒性評価のための

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うんなんGLP施設でっていう風に書いて

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ありますけどもこれも後で詳しく説明し

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ますけどもえきちっとした教育がなされた

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まそういった施設でえ研究員もですねあの

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この毒性評価のためにトレーニングされた

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人まこうした人がですねあの毒性試験を

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行ってえこのOECDのガイドラインって

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いうのがありますけどもこれは国際的に

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決められたどこの国でどこの施設で行って

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も同じ経過が出るようなえ方法論または

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そのえその方法を導く出すためのえ全ての

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環境っていうものをしっかりと

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ガイドラインで定してえうん作成するそう

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いった毒性毒性の書類というのはこちらに

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左側に書いてありますGLP施設で

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OECDガイドラインの元に行われた毒性

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試験報告これをベースにしてあの毒性評価

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をしていきます一方ですねあの論文はです

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ねま著者の研究のためというのが多いん

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ですけどもえGLP適合っていうのがなか

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守られたりあのきちっとそれ

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が施設等がですね管理されてるとは限ら

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ないところでの内容ですのでまその論文に

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書かれている科学的なあのベースになる

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もののえ受け皿というかその施設や方法

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そういったものに対してはこのGLP試験

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よりもややその信頼性が劣るものもあると

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いうとこですねまいずれにしてもこの内容

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は研究者によって精査されてえこの毒性

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試験あのそれぞれの試験に関する結果に

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対してえ信頼性があるかどうかということ

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はきちっと見てまいりますで通常の動物

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実験の時はですねこう風にあの動物に容量

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を振ったあ灯を行いますで高いとこでは

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脂肪が出たりとか重徳なあのえっと毒性

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影響が出るようなところこれによってその

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化合物でどういった毒性が出るのかって

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いうのをあのきちっと特性を見ますでまた

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どのぐらいの容量だとえ毒性が出ないのか

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という無毒性量これをあの算出するという

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のが毒性試験あ動物を用いた毒性試験での

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え目的とにななりますでえこの動物と人で

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は主査がありますのでまここでえ動物の

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データを元に人に当てはめるという類子が

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必要になってまいりますそれから多くの

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場合は動物に見られる影響っていうのは人

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が現実に暴露しうる水人よりはるかに高い

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容量でえ得られる結果ということにも

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ちょっと留意が必要となりますでまた

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あとあハザードによってはですね人にあの

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意図せず暴露してしまったようなデータが

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集められたような疫学研究データまこれは

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人の集団におけるえ健康関連の様々事象と

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いうのがま失費がどのぐらいで発生するか

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とかその要因が何なのかというのを特定

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するような研究方法になりますでここにず

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にが示されておりますけども要因ま暴露が

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その結果どういう失を引き起こすかこの

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関連性を見出すそういったえ研究になり

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ますただし難しいのはですね人は普通の

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生活をしていて様々なこの後楽要因という

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のがありますですから今回の場合でも単純

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にその科学物質だけの結果ではなくてえ

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生活の中で飲酒していたりとか様々な生活

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習慣がありますのでそういった影響を

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しっかりと排除していってこの科学物質の

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因をあえ関連性を見てくそういったものが

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必要となるのが疫学研究データになります

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そしてえこれが最後のイントロのスライド

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になりますけども1日え対応対応1日接

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資料というのはまTDIと威されますで

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これに関してはあ動物試験から設定する

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場合には無毒性量それからあ疫学研究から

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もま無毒性料ですねここここまでだったら

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毒性が出ないという容量を定してえさらに

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えその主催やそれから大人と子供または

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高齢者とかそういった個体差も考え合わせ

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てえ必要に応じたこの安全係数をこれを

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掛け合わせてですねえ対応1日摂取料って

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いうのをあの求めてまいり

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ますえ以上私の方からこの

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え食安全委会におけますリスクについての

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概略を説明させていただきました以上

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ですそれではあのこのワーキンググループ

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の座長を務めました姫野ですえよろしくお

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願いいたしますえ2番としてえピフの食品

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健康影響評価案についての解説を行い

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ますえあの時間も限られておりますのでま

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どんどん進めていきたいと思います最初に

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この行以降の評価の際のま背景からあの

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説明させてくださいで我々がこの

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ワーキンググループで評価の活動始めた

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時点でえ海外の評価機関がすでにえ色々な

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指標を出しておりましたただその時点で

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ですねpfosに関しては1番高い値と

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低い値の差が7600倍P4では約10万

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倍もの差があるとだから国際的にですねえ

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PFピフについて健康影響はこのぐらいで

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あろうという整合性の取れた指標値という

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ものが確立されてはいない状況であったと

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いうことですでその状況なのでえこの

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ワーキンググループとしてこのぐらいの

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数値にしようとかする議論をする前に

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そもそもpfosとピフについて現時点で

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何が確実に言えることか何が確実に分かっ

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ていることあるいは何がまだ不確実で

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ちゃんと分かっていないことなのかを

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明らかにしようということをあの当初から

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あの目標としてこのワーキンググループの

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活動を行ってまいりましたでえっと22人

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のえ委員で私が一応取りまとめ役をすると

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いう立場でえ進めましたそれであの今日

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この講義を聞いていただいている方々はま

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ピフについてあのすでにご存知の方が多い

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と思いますが簡単に説明しますとそもそも

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ピーファスって何だっていう義が実は

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ヨーロッパアメリカ等々でえ異なっており

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ますでえOECDは例えば

play14:06

4730のピーファス分子集があるという

play14:09

ようなことを言っておりますでじゃあ日本

play14:12

はどうするんだということを特に決める

play14:14

議論をしてもいいんですが我々としてはえ

play14:17

このピフの中のえ3つですねpfosP4

play14:22

pfhxsに集中してえ精査を進めると

play14:26

いう活動を行いました

play14:29

でPこの3つのピーファスの構造はこう

play14:32

いう風に出ておりますがま簡単に言うと左

play14:35

半分を見るとここがもしフッ素でなくて

play14:38

水素だったらま脂肪を合成す合成する脂肪

play14:42

酸の構造に似ていて右側はこのスルホン酸

play14:46

とかえカルボン酸とかのま水に溶けやすい

play14:49

性質も持っていてつまり油の性質と水の水

play14:53

に解けやすいものの性質と両面性を持って

play14:56

いてまその非常にあの特徴的な科学的な

play14:59

性質のせいでえ様々なえ用途で用いられて

play15:04

きましたまたこの3つの科学物質はえ過信

play15:08

法という法律でえ科学物質の製造輸入に

play15:11

関して日本で決められているんですがえ第

play15:15

1種特定化学物質として現在その製造輸入

play15:18

が禁止されておりますでまワーキング

play15:22

グループとしては特にえこの3つを中心に

play15:25

評価を行いまし

play15:27

たでえ評価の経緯なんですがま

play15:32

あの出版されている科学論文を中心にえ

play15:37

精査をいたしましたで前年度にすでにあの

play15:40

文献収集作業というのは行われているん

play15:43

ですがそれに加えてもう日々新しい論文が

play15:46

出ておりますのでそれをワーキング

play15:47

グループの委員が見たりしましたまたあの

play15:51

日本でのデータがあるかないかってことが

play15:53

問題になるんですが実は北海道スタディー

play15:56

と言いましてえ北大の先生が方がもう20

play15:59

年以上にわたってえ母親が科学物質に暴露

play16:03

された時に子供への影響がどうである

play16:06

かっていうのを追跡しておりましてその中

play16:08

でピフに関連する論文が20法以上出て

play16:11

おりますでその論文はこの評価書案の中に

play16:14

全てえ取り入れておりますからえせあの

play16:18

行政機関の様々な調査データも活用して

play16:22

おり

play16:22

ますでまこれは目次なんですがこのこの4

play16:26

番のえ健康影響に関する知見が1番重要な

play16:30

ところかと思いますのでこれについてこの

play16:32

先え説明していきますでえっとここに

play16:36

エンドポイントという単語が出てくるん

play16:38

ですがまエンドポイントっていうのは

play16:40

それぞれの状況でいろんな人たちが

play16:42

いろんな使い方をするんですがまここでは

play16:45

有害影響を評価するための指標となる生物

play16:48

学的事象をエンドポイントという風にえ

play16:52

言っておりますこの後もエンドポイントと

play16:54

いう単語を私があのよく使うかと思います

play16:57

例えば支出代謝というものをエンド

play17:00

ポイントとした時のえ影響評価というよう

play17:03

な形でえそれぞれのエンドポイントごとに

play17:06

員の中で担当者を決め論文を精査しまた

play17:10

全員で議論をしてという評価活動を行って

play17:13

まいりましたでえ結論としてですねこれら

play17:17

のエンドポイントの中でこの4つのエンド

play17:20

ポイントですねパゾについてえ人特に人の

play17:24

疫学データで結成LT値が増加するという

play17:27

こと性の総コレステロール値が増加する

play17:31

からえワクチンの交代応の低下が起こる

play17:34

から出生事態重の低下が起こるこの4つの

play17:37

事象についてはま確かに起こってるという

play17:40

報告は否定できない関連が否定できない

play17:43

影響であったとただえ我々の議論の中で

play17:46

じゃあそれをもに

play17:48

えと安全性に関する指標値を決めるだけの

play17:52

確かな証拠としてどうだろうかという目で

play17:56

見直した時にえどうしても十分なものがえ

play18:00

見出せなかったということになりますで

play18:03

具体的にえ個別のエンドポイントにごとに

play18:06

説明をしてまいりますでえここでですね不

play18:09

十分とか限定的とかいう言葉がこの先も

play18:13

よく出てまいりますで実は発音性に関して

play18:17

はもう国際的に十分な証拠限定的な証拠不

play18:21

十分な証拠というのがもうあのある程度

play18:24

決まりごとになっておりますであの発音性

play18:27

は後でま述べますが限定的な証拠というの

play18:30

はま関連が見られたとする報告はあるもの

play18:34

の他に関連がなかったとする報告もあって

play18:37

結果に一貫性がない場合えこのワーキング

play18:40

グループでは限定的という風に判断しまし

play18:42

たまた不十分っていうのはま色々あるわけ

play18:44

ですが関連が見られたとする報告あるもの

play18:47

の調RA数の規模が小さいなどなど色々な

play18:51

理由で証拠として不十分である場合という

play18:54

風にえ判断しておりますまで発これは発音

play18:57

性の話なんですが発性以外の色々なえ非

play19:01

発願性影響の健康影響についてもま大体無

play19:05

十分であるか限定的であるかというような

play19:07

考え方でえ確からしさをえ検討いたしまし

play19:12

たじゃあ十分な場合っていうのはどういう

play19:15

ことなんだっていう風にあのなるかと思い

play19:17

ますがまこういうあの汚染物質と健康影響

play19:21

との因果関係を考える場合に我々はま一般

play19:25

論として4つのポイントを重視しますで1

play19:28

番目はえっと

play19:30

その人で得られたデータをあの表明する

play19:36

ような動物試験の結果が得られてそこに

play19:39

整合性があるかどうかということですねで

play19:42

実はピーファスに関してここで非常に苦労

play19:45

をいたしましたで2番目のポイントはえ

play19:48

容量依存性という風に言うんですがえ

play19:51

例えばタバコによって肺がんが起き

play19:53

るっていう時にま1日5本吸う人10本

play19:56

吸う人20本吸う人でま容量という風に

play20:00

考えますが暴露レベルが大きいほど海岸に

play20:03

なるリスクが高いこういう関係があるか

play20:05

どうかで3番目にはえ時間の前後関係です

play20:10

ねある時点でタバコを吸ってます吸って

play20:12

ませんっていうこととその日に肺がんにと

play20:16

診断されたかどうかではなくて時間的に

play20:19

原因が先にあってその結果を後で評価

play20:22

するっていうようなものがあの確かさとし

play20:25

てはあの強いんですがまあのある1時点で

play20:28

切った研究を横断研究って言うんですが実

play20:31

はピフに関する疫学研究はまかなり横断

play20:34

研究が多かったとそれから4つ目の

play20:37

ポイントとしてはえ例えばアメリカで報告

play20:40

されたのと同じようなデータがヨーロッパ

play20:42

でも中国でも報告されているかっていう

play20:45

結果の一貫性ですねそういうのがあるか

play20:48

どうかそういう視点でえ色々な証拠の確か

play20:52

さというものを見ていったわけですでこっ

play20:56

からあの各エンドポイントの評価結果を

play21:00

説明しますがえ細かくやってくとちょっと

play21:02

時間が足りませんのでえっとかなりあの

play21:05

ポイントだけをお話ししたいと思あります

play21:08

で全体としてまず動物試験の結果疫学研究

play21:12

の結果それからまとめという風な順番で

play21:15

説明をしていきますで肝臓というのはえ

play21:18

ピフに限らず様々な有害化学物質が体に

play21:22

入ってきた時に最初にこう解毒をする場所

play21:25

でま1番影響を受けやすい臓器なんでです

play21:28

けれどもえこの3つのピーファス化合物を

play21:31

ラットとかマウスに投与すると肝臓がえ

play21:34

大きく膨れてしまうという肥大が起こると

play21:37

いうようなデータが報告されております

play21:40

ただえ細かい点は省略しますが実はあの

play21:44

こういう化合物が入ってきた時にえラット

play21:47

やマウスではその脂肪代謝に関わるある種

play21:50

のタンパ質が非常に活性化されるという

play21:54

ことが肝臓での色々な影響に強く影響して

play21:57

い実はそのタンパク質は人ではあまり発言

play22:01

していないし反応性も低いっていうことが

play22:03

あってこの動物試験の結果を必ずしもえ

play22:07

ここで外装という言葉を使っておりますが

play22:09

その人に当てはめることがちょっと難しい

play22:12

データが多かったという状況ですでじゃあ

play22:16

疫学データはどうかと言いますとあの肝臓

play22:20

の機能に関しては皆さんも検身で受けるか

play22:23

と思いますがALT活性っていうのを血液

play22:25

検査で図ることができますでALT活性が

play22:28

高かったというような報告がえあるんです

play22:32

がまその高い値がえっと皆様検診でこの値

play22:36

は正常値超えてるからちょっと精密検査が

play22:39

必要ですよっていうそういう値よりも低い

play22:43

は範囲だけれども変化していたという報告

play22:46

が結構多いんですねなのでえそれからあの

play22:51

直線的にどんどんどんどんあの暴露量が

play22:54

増えるとALTがますぐに増えてくという

play22:57

ような結果も得ませんしそもそもALTを

play22:59

図る理由っていうのは緩障害観光変とか

play23:03

脂肪感になってないかどうかを調査する

play23:06

あの目安としてのバイオマーカーにあたる

play23:10

んですが実際に監視感があの増えていると

play23:13

いう報告もあの残念ながら見当たらないと

play23:16

いうことでままとめとしてこの3つのピー

play23:20

ファス加護物が肝臓に影響を及ぼす可能性

play23:23

は否定できないものの証拠は不十分であっ

play23:25

たとまこういう感じで1つ1つのエド

play23:28

ポイントについてえ評価をしていったわけ

play23:31

ですでえ次に支出代謝ですがま支出代謝で

play23:35

一番あの皆さんが懸念されていることは

play23:39

コレステロールの話だと思いますで動物に

play23:43

ですねこの3つの化合物を投与するとです

play23:46

ね実はコレステロールの値は大体下がる

play23:50

あるいは変わらないというデータが出ます

play23:52

で人ではコレステロールがえ高くなってる

play23:56

ということが色々なところで話題になり

play23:58

問題になってるかとつまり反対の結果が出

play24:01

ているんですねであのま1つの原因は

play24:05

マウスやラットっていうのは

play24:07

コレステロールの輸送のシステムが人と

play24:10

かなり違うんですねあの皆さん前玉

play24:12

コレステロール悪玉コレステロールという

play24:15

言葉を聞いたことあるかと思いますがあの

play24:18

マウスラットの結腸にはほとんどが全玉

play24:21

コレステロールしかないというただあの今

play24:23

の時代はえ色々な遺伝子操作によってえ

play24:27

ヒッにあってマウスにないえタンパク質を

play24:30

発言させるというようなそういうモデル

play24:33

マウスを作ることができますでかなり人に

play24:35

近づけたモデルマウスを使ってピーファス

play24:39

を与えても実は精査が非常に顕著だったり

play24:42

系統細が顕著だったりして結果が一致して

play24:45

いませんしえかなり人に近いモデルかなと

play24:48

思うデータでえピーファスを与えた場合に

play24:51

定容量ではコレステロールは変化せず公用

play24:53

量ではむしろやっぱり下がったとでこれ

play24:55

マウスラットにちょっと特徴的なあの系統

play24:58

差があるあの主差があるので猿ではどう

play25:01

だろうかって見てもサでPフォスを与えた

play25:04

場合にこれステロールはやっぱり下がった

play25:06

ところが人ではえいろんな研究で血性

play25:10

コレステロールが上がるという結果が報告

play25:13

されてますただ中には上がらなかったと

play25:15

いう報告もありますで

play25:19

えっと1番の問題はですねコレステロール

play25:23

があの容量反関係があまりちゃんと見られ

play25:27

ていないということなんですねつまりあの

play25:30

バクロレベルの非常にアメリカとか

play25:33

ヨーロッパであの保線地域とかあるいは

play25:36

あのピフを製造していた工場で職業的な

play25:40

暴露を受けていたような人で

play25:42

コレステロールの値がどのぐらい高いかと

play25:44

いう健康診断のデータを見ると実はそんな

play25:47

に上がっていないとそうなるとえっとこの

play25:49

結果をどう評価したらいいのかっていうの

play25:51

が非常に困ってしまってるでまどうして

play25:55

動物では下がり人では上がるのかていう

play25:57

メカニズムもまだちょっとよくわからない

play25:59

からえっとコレステロールが上が

play26:01

るっていうのは大体心臓血管系の疾患が

play26:03

心配されるわけですがまそういうこととえ

play26:07

関連があったという報告は今のところあり

play26:09

ませんからあのpfhxsについてはあの

play26:12

他のところもそうなんですが評価を行うに

play26:15

は知見がちょっと不十分であったという

play26:16

ことでえまとめとしてはこの3つのピー

play26:19

ファス加護物が支出代謝に影響を及ぼす

play26:22

可能性は否定できないんですが証拠が

play26:23

ちょっと不十分であるというような状況

play26:26

だったわけです

play26:28

でえっと生殖発生についてまず動物試験の

play26:31

結果なんですがこれはpfosの場合も

play26:34

ピフの場合もえ母親マウスラッドにえ

play26:39

pfosp4をえ投与し続けて子供への

play26:42

影響を見た場合にえ対地脂肪出世時の生存

play26:46

率等が低下するあるいは生まれた時の体重

play26:49

が低下するかその後の成長抑制が起こる骨

play26:52

がきちんとできないとかですねえそういう

play26:56

報告が実は非常に複数同じような結果を

play26:59

示していますなのでま証拠の確かさは強い

play27:02

と考えられましたただし我々はこの動物

play27:05

試験の結果をかそこでじゃあ疫学的に報告

play27:09

されている出世事体重の低下のメカニズム

play27:11

が解明されたっていう風にはちょっと考え

play27:13

ておりませんでえ1つの理由はまあの動物

play27:17

実験では先ほど麻野委員からもありました

play27:20

に非常に高い能血中濃度が人の先輩にも

play27:22

達するような高い濃度を与えた時の現象で

play27:26

あるということでえ必ずその人の

play27:30

メカニズムが解明されたわけではなく

play27:32

ちょっと切り分けて考える方が妥当で

play27:34

あろうとただこういうデータが次世代に

play27:37

対するデータが出るということは非常にえ

play27:40

警告的なあの重要なデータであろうという

play27:43

風に考えたわけですで人の場合ですがあの

play27:48

実はあの非常にたくさんの報告で出世人の

play27:52

体重これは赤ちゃんの体重生まれた時に

play27:53

測定しますのでデータが出やすいんですが

play27:56

それがあのあのプリファの暴露レベルに

play27:59

よってえ少し低下するという地点が

play28:02

あちこちで報告されていますでここであの

play28:05

先ほど言いました北海道スタディーって

play28:07

いうので母親のあの血液中のえピーファス

play28:12

ノードと子供の体重とかも調べております

play28:15

で日本でのデータですでここに札幌古法と

play28:19

北海道古法都という2種類のあの古法トと

play28:21

いうのはある集団をずっとその先将来に

play28:24

わってフォローアップしている集団のこと

play28:26

なんですがえ札幌古法都では多少ええ

play28:30

女の子の体重が低下していたととこれは

play28:33

北海道古法党では関連が見えなかったと

play28:36

いう風にま国外でもちょっと関連なかった

play28:39

という報告もあって少し一貫性がない

play28:42

ところがありますからあの早く生まれて

play28:44

しまうと当然体重が小さくなるのでえっと

play28:48

体期間をえ調整してえ評価した時にも関連

play28:53

ありという報告となしという報告の両方が

play28:55

あるたそれから1番問題になるのはえ出世

play28:58

時の体重が2500g未満の低出生体重時

play29:02

が増えるかどうかっていうことなんですが

play29:04

これは色々なあの国で調査した結果をメタ

play29:07

解析と言ってまとめて調査した解析ではえ

play29:11

どうも関連はあの認められないということ

play29:14

play29:17

えっとPファス特にpfosP4への暴露

play29:21

によって出世時体重がどうも少し減ると

play29:24

いう関連は否定できないんですが2500

play29:27

ラム未満の子供が多く生まれるという

play29:29

ところまでは行っていないとでその生まれ

play29:32

た子供たちがその後成長する影響について

play29:35

はまだほとんど分かっていないという状況

play29:38

ですでえっとあのあちこちで話題になっ

play29:42

てるかと思うんですがワクチンが効かなく

play29:44

なるんではないかというえことが報告され

play29:47

てえ海外の評価機関でもそれに注目して

play29:51

いるのでえそのことについても詳しく調べ

play29:54

ましたで動物実験ではえっと例えばあの羊

play29:58

の血液をマウスに駐車すると高原と認識さ

play30:02

れて交代が増えるってま一般的な試験方法

play30:04

があるんですがまあの非常に高い投与量の

play30:08

え場合には確かに免疫抑制が起こりそうだ

play30:13

というデータも出ておりますで人なんです

play30:16

がえっと実は1番多く引用されている研究

play30:20

がこのフェロー諸島というあのヨーロッパ

play30:23

の北の方にある島でここではあのとかアシ

play30:27

の肉を非常に多食するんであの食物連鎖に

play30:31

よって化学物質が非常に濃縮されてえ今

play30:35

までもメチル水銀とかPCBとかの健康

play30:38

影響がたくさん調査されてきた島なんです

play30:41

ねでそこでピフの暴露レベルとえ子供のに

play30:47

ワクチンを打った時波小風とジフテリアの

play30:49

ワクチンを打った時の交代化が上がり方が

play30:52

上がるんですけど上がり方が少し少ないん

play30:55

ではないかという報告がてましたででま

play30:57

ドイツでも1歳の子供の血中のえp4だけ

play31:01

なんですがP4の濃度とそのジフテリア

play31:04

過小風のワクチン交代化が少し下がると

play31:08

いう関係が見出されたていうのがあります

play31:11

ただえっとこのデータに基づいてえEPA

play31:15

やFSというアメリカヨーロッパの評価

play31:18

機関が結論を出した後に実はたくさんの

play31:21

論文がたくさんでもないですけれども

play31:24

あのほとんどの場合こういうワクチン子供

play31:27

の頃受けるんですが大人でえたくさんの人

play31:31

が受けたと思うんですがサーグコブ2って

play31:33

書いてありますがまいわゆる新型コロナの

play31:35

ワクチンを

play31:37

え投与した時に聞かなかったらま問題に

play31:40

なるわけですがえこれ3つの論文があり

play31:43

ましてで1つは3mで昔ピフの製造に

play31:47

関わっていた職業的暴露を受けた人たちで

play31:51

残りの2つはあのアメリカとスウェーデン

play31:53

で汚染があった地域に暮らしていたつまり

play31:57

過に強い暴露を受けた人たちに新型コロナ

play32:01

ワクチンを打った時の交代化は上がるかと

play32:03

いうのを調べたら実はああの暴露のない人

play32:07

と比べて統計的な差は認められなかったと

play32:10

いうま相反する結果が得られていてでま

play32:14

我々としてはこういう状況の中でフェロー

play32:17

諸島というまあの食生活がかなり特殊でえ

play32:21

例えばPCBの暴露レベルは日本人の20

play32:24

倍ぐらいあるんですねでPCBっていうの

play32:26

は実は昔からえワクチンの交代化を少し

play32:30

低下させるという報告もあるっていう

play32:32

そそうそういう複合線の影響必ずしも

play32:36

切り分けられてない心配もあるわけでえ現

play32:40

時点でこういう状況の中でえ

play32:43

あのワクチンの交代化をにもの低下にも

play32:48

応答の低下に基づいてえ安全性を評価する

play32:51

ということについては少し慎重になるべき

play32:54

ではないかということになったわけですで

play32:56

実はああの免疫抵抗力が下がればえこれい

play33:00

感染症って書いてあるのはえ病気になり

play33:03

やすくなるということですねい感染性とも

play33:06

言いますがえっと感染症になりやすくなる

play33:10

かどうかという調査も様々行われましたで

play33:13

えっと疫学データでは実はああのなんらか

play33:17

の関連があったという報告となかったと

play33:19

いう報告があり北海道スタディでも個々の

play33:21

え様々な子供の病気に注目すると影響は

play33:26

なかったという方がありますからファスは

play33:29

逆に免疫を落とすんではなくって免疫過敏

play33:32

になるという影響もあるということがあの

play33:35

懸念されておりますでアレルギー

play33:37

アレルギー性疾患が増えるかどうかという

play33:40

ことについてま動物実験も行われたさの

play33:43

疫学研究も行われたんですがまアレルギー

play33:46

についてはあの少し増えるという報告も

play33:50

あればえ変化なしという報告もあり北海道

play33:53

スタディーでもアレルギー性質感が増えた

play33:55

という決権は得られていませんで以上全体

play33:59

まとめるとですねまちょっと字が小さいん

play34:01

ですが交代ワクチンのえ接手時の交代オの

play34:06

低下それから病気になりやすいか逆に

play34:09

アレルギー病免疫の過敏が起こるかどうか

play34:12

全体について我々としてはちょっと証拠に

play34:16

問題があるああの課題があるあるいは不

play34:19

十分ではないかという結論になりまし

play34:22

たで甲状腺ホルモンについてもこれはあの

play34:25

細かいことはちょっと省略しますがあの

play34:28

動物試験と人とで随分あの人と動物の間で

play34:31

色々違いがありましてえ甲状腺ホルモンの

play34:35

体内輸送とかそれから壊していく代謝酵素

play34:39

がラットやマウスではあのかなり違って

play34:42

おりましてえPファスを投与して血中

play34:45

レベルが下がるということが実は甲状腺へ

play34:48

の影響じゃないえ代謝の影響あるいは半減

play34:51

期の短いことで起こりやすいことを見てる

play34:54

可能性があってちょっとこれはそのままま

play34:57

人に適用できない可能性が高いだろうで人

play35:00

でも実はかなりのデータがありますで

play35:03

ただしあの高濃度暴露を受けた米国の人

play35:07

あるいはイタリアの人あるいはスイデンの

play35:10

人で甲状腺ホルモンのレベルがどうかと

play35:13

いう調査があるんですが実は下がってはい

play35:15

ないむしろ一部の集団ではちょっと上がっ

play35:17

たとか全然一貫性がない結果になっていて

play35:21

ま今んところ結果に一貫性がないために

play35:24

影響があるとまでは言えないんではないか

play35:26

とというそういう結論にいたしましたで

play35:30

神経についてはとにかくあの研究が限られ

play35:32

ておりまして動物試験で学習記憶能力の

play35:35

低下という報告もあり疫学研究でま

play35:38

ADHDの影響とかもえ調べられてるん

play35:41

ですがここではむしろ逆にリスクが減るん

play35:43

じゃないかというようなデータも出てま

play35:46

これだけのデータで何か評価をするには

play35:48

証拠がまだまだ足りないという状況

play35:51

ですでここまでがえ癌以外のえ結果ですで

play35:55

ここからちょっと癌についてえ大変懸念さ

play35:59

れているかと思いますのであの説明をし

play36:03

たいと思いますで多くの発音物質っていう

play36:06

のは実は遺伝子に傷をつつける変異元成と

play36:09

いうのを持っておりますただピフのこの3

play36:12

つの化合物はそういう試験をしてもえ変異

play36:15

減性が見つからないつまり遺伝毒性がない

play36:18

発音物質となるとメカニズムは非常に

play36:21

難しいことになりますということがまず

play36:24

あの第1点ありますでど物試験でえ

play36:28

pfosあるいはピフを投与いたしますと

play36:31

ですね特にラットで肝臓と水にえ収用が

play36:35

できるという観察結果がありますがこれも

play36:38

あの肝臓のところで述べましたようにえ

play36:41

下種マウスやラットを下種って言うんです

play36:43

がまマウスラット特にラットではその

play36:46

ラット独特のメカニズムで肝臓の障害が

play36:49

起こりえ癌に進行する可能性が高くてえ

play36:53

これをそのまま人に当てはめられるだろう

play36:56

かとででさらにですね人では腎臓癌という

play36:58

のがえ懸念されているんですが実験動物で

play37:02

腎臓癌が起きたという報告はありませんと

play37:06

いう状況ですで疫学研究ではえp4につい

play37:09

てはえ腎臓癌清掃癌乳がとの関連について

play37:14

えま結果に一貫性がないということは

play37:17

つまり関連があるんじゃないかという報告

play37:20

とないんじゃないかという報告と両方が

play37:22

あるということなんですがまそういうわけ

play37:24

で証拠は定的という風な評価をいたしまし

play37:28

たでpfosについては肝臓癌乳が人造癌

play37:32

乳癌との関連に関する色々な報告を吟味し

play37:35

た結果ま証拠としては不十分であろうと

play37:37

いう結論になったわけですであのおそらく

play37:40

ですね12月昨年の12月にiarcと

play37:44

いう国際的な癌研究機関がえp4について

play37:49

え人に発言性があるグループ1であると

play37:53

いう報告を出しましたなのでええピフは

play37:57

発音物質じゃないかということ非常に心配

play38:00

されているかと思いますでその下のランク

play38:02

が2Aと2Bっていうのはプロバリーと

play38:05

ポリーということでま可能性がまあ高い

play38:09

可能性が低いでも可能性があるというそう

play38:11

いう評価になりますで

play38:14

えっと昔はですね実はこのグループ1に

play38:18

なるためには人の研究ですねま疫学研究で

play38:21

発音性の十分な証拠がある場合だけが1に

play38:25

なってたんですが実はいつの間にかIRC

play38:28

がちょっとルールを変えましてえこれが

play38:31

十分なだけではなくてまたはというのが

play38:35

つきましてま実験動物でも十分な証拠が

play38:38

あってまあとメカニズムが強ければえ1に

play38:42

するという風にルールが変わっていたん

play38:44

ですねでそれでえっと1になったま非常に

play38:49

典型的な例がP4だろうと思いますでえ

play38:53

IRCのま2ページしかないんでまだ今後

play38:56

ちゃんとした報告が出るまであのちょっと

play38:59

時間が必要なんですがその2ページの報告

play39:02

で書かれているのはえっと3つのグループ

play39:05

に分かれて評価をしたとで疫学の担当の

play39:09

グループはですね実は我々のワーキング

play39:11

グループとほぼ同じ結論でえ人に対する

play39:15

発言性の疫学研究のデータはま限定的で

play39:18

ある限られているという結論なんですねで

play39:21

これは我々のこのワーキンググループの

play39:24

結論と概ね同様なんです定的なんですで昔

play39:27

のルールだったらこれで限定的ということ

play39:29

で終わってたんですがえ動物実験について

play39:32

は十分な証拠があるただ実験動物で先ほど

play39:35

も言いましたように腎臓癌はあの報告が

play39:39

ありませんけれどもま肝臓癌ができる

play39:42

だろうということからま十分であるとそれ

play39:45

からメカニズムについては先ほど言いまし

play39:47

たように平原性がない遺伝毒性がないため

play39:50

になかなかメカニズムの説明は難しいかと

play39:53

思うんですがまあの詳しい報告が出るまで

play39:56

ちょっとあの分からない点もあるんですが

play39:59

えちょっとどうなのかなということでま

play40:02

あのこれIRCに対してワーキング

play40:04

グループの公式見解を述べたわけじゃなく

play40:07

てま我々の感想に近いんですがまここの点

play40:10

についてですね疫学研究については我々と

play40:13

ほとんど見解一致してると思いますから

play40:17

動物試験に関してもま起こることは起こる

play40:20

んだけど人にそれを適用できるかどうか

play40:23

難しいというまこれも大体同じような考え

play40:25

ですでメカニズムについてはちょっとうん

play40:29

何とも証拠というのは難しいんじゃないか

play40:31

という感想をあの持っておりますという

play40:35

ことでですねえエンドポイント1つ1つを

play40:38

見ていくとこれその結果をこうやって

play40:40

ずらっと並べるとですねえ肝臓支出代謝

play40:45

免疫発音生殖発生の疫学研究については

play40:49

ほとんどが不十分限定的不十分っていう風

play40:52

になってしまったわけですでこれではまあ

play40:55

ちょっとどうなんだろうということで確定

play40:58

確実に最初から私たちはその確実に言える

play41:00

ことは何かっていうものを探していたので

play41:03

そうすると生殖発生のえ実験動物を使った

play41:07

え動物試験については証拠の確かさはま

play41:11

これは強いだろうとでこれだけがま残った

play41:15

という状況ですですからこの1年間我々の

play41:18

作業というのはこのえ非常に微妙なあ

play41:22

データをどう評価したらいいのかという

play41:25

エンドポイントの選定にほとんどえ時間を

play41:28

費やしてきたということになりますで

play41:32

エンドポイントを決めてしまうとですねあ

play41:34

はえっとどういう風に数値を出すかという

play41:36

のを最後にやったわけですがあのこれは

play41:39

あの我々がやったフローチャートではなく

play41:42

て海外の評価機関でもし動物のデータが出

play41:46

た場合にはそこからま人に換算した時の

play41:49

摂取量PodHDって言うんですがえ動物

play41:53

実験からあるモデルを使って人に換算した

play41:56

時の摂取量を数値を出してでTDIを出す

play42:00

時にはそれにま安全係数に相当する不確実

play42:04

係数っていうのがありましてえ先ほどあの

play42:07

朝の委員からあった安全係数っていうのは

play42:09

あの食品添加物や農薬などのADで使わ

play42:13

れるんですがTDIの場合には必ずしも

play42:15

10か10ではなくえ3だったり10だっ

play42:18

たり場合によっては300だったり

play42:20

いろんなバリエーションがあるそれでまえ

play42:23

個体差やえ主差をあの計算でまあるある

play42:28

程度低くして安全な値を出しましょうと

play42:31

いうそういうものですで我々としてはこの

play42:34

それぞれのPodPodHDUFを

play42:38

チェックしたということになりますで

play42:40

モデルについては実はEPAやFSが何年

play42:45

もかけてこれまであのいろんなモデルを

play42:47

作っておりますでそれを今日本の我々の

play42:50

限られた時間の中のでのワーキング

play42:53

グループの作業でモデルを構築するという

play42:56

ことはちょっと不可能であったとそれから

play42:58

EPAが使ってるモデルとFSが使ってる

play43:01

モデルはそれぞれ実は違いがあって

play43:04

それぞれの評価機関がそれぞれのモデルで

play43:07

計算をしているということでま現時点で実

play43:09

は国際的に統一されたモデルっていうのを

play43:12

利用できる状況にはないという風に考え

play43:15

ましたでそこで我々がやったことはえま

play43:19

あの実験動物へのえ次世代影響をエンド

play43:22

ポイントとするとした時にえそれぞれの

play43:26

PodそれからPodhedえ不確実係数

play43:30

が妥当であるかどうかを検討いたしました

play43:34

でえっとpfosについてはえラットの2

play43:38

世代生殖発生地権っていうのでえ子供のえ

play43:41

生まれた子供の体重増加抑制のえノイル最

play43:45

えムー毒性量ですねそれが出ておりますで

play43:48

これを使うのはま妥当であろうとでそっ

play43:50

から人に換算した摂取量これ複数の強化

play43:53

期間がちょっとあるレンジを持って数値

play43:56

出してるんですがまこれも妥当であろうと

play43:58

で不確実係数はまあの主観それから種内

play44:02

個体差ですねを両方合わせた30でえ割っ

play44:06

てやるっていうことこれも妥当でやろうと

play44:08

すると最終的に20という数値が出たわけ

play44:10

ですからP4についてはやはり次世代影響

play44:13

で体重低下とかあの色々な影響が出るん

play44:16

ですがあの1番顕著なのはあの成長抑制

play44:20

ですねあのマウスが生まれる直前の指を

play44:24

観察すると指の骨がちゃんとできていな

play44:26

いっていうようなえ成長抑制があるでえ

play44:30

そういうもので実はここではロアLで最小

play44:33

毒性量なんでえ無毒性量よりもちょっと

play44:37

あの濃度が高くなる可能性があるのでその

play44:40

場合には不確実係数はえ非常に高い数値

play44:44

ロアLを用いることによるえさらに10倍

play44:48

区するということで300で割るってこと

play44:50

が妥当であろうそうすると20になるです

play44:53

からなんかラットやマウスの影響をその

play44:57

まま人に当てはめているんじゃないかと

play44:58

いうことではなくてえその値出てきた値を

play45:02

さらに30や300で割ってなるだけ安全

play45:05

なえ値にしようということでえ実はこの値

play45:09

もそんなに高い値ではないわけですでえま

play45:13

これが結論になるわけですがまえっと

play45:16

スタートした時点では非常に値がばらあの

play45:19

国際的にえっとバラバラな値が報告されて

play45:22

いたわけですがま我々の結論として

play45:26

現時点で得ることのできたデータ及び科学

play45:29

的治験に基づいてえ考えた結論がこれで

play45:32

あるとただpfx設についてはえ現時点で

play45:36

算したちょっと困難であるという結論に

play45:39

足しましたでえっと大事なことはですね

play45:42

将来的に今回の検討時には不十分であった

play45:45

ピフの健康影響に関する研究調査結果の

play45:48

一貫性影響の度合の臨床的意義容量反応

play45:52

関係等に関する情報等の科学的治験が積し

play45:56

てくればTDIを見直す根拠となる可能性

play45:59

はあるということですという風に考えて

play46:02

おり

play46:03

ますでえっとFの場合は実はこの4つのP

play46:07

ファス化合物の合計値としてえ指標値を

play46:11

出してるんですがま我々はちょっとそれを

play46:13

出すための証拠は十分ではないという風に

play46:16

考えてそういうやり方はしませんでしたで

play46:21

まえっとこれは海外の数値をえ単位をです

play46:25

play46:26

kg体重パデにえ統一して評価したもの

play46:30

ですがまこれについてはあの質問も出て

play46:33

おりましたのでえ質問への回答のところで

play46:36

また少し触れたいと思い

play46:38

ますでえっと朝の委員からリスクという

play46:42

ものは有害性とそれから暴露の掛け算で

play46:46

あるという話が出ましたじゃあどのぐらい

play46:48

の暴露を受けてるのだろうかというデータ

play46:51

も集めましたでえっとここのちょっとが

play46:56

小さくて申し訳ないんですがpfosやP

play46:58

4が食事粉塵水道水食品放送や吸入経費

play47:04

暴露その他というようなところで全体を

play47:07

100%にした時にそれぞれが何パーン

play47:10

ぐらい寄与してるんだろうかという

play47:13

いろんなデータを整理した表がありますで

play47:17

えあの水道水からのPファス摂取というの

play47:21

は非常に懸念されていると思うんですが実

play47:24

は1%以下1%という数値もあればま22

play47:29

という風にま状況によって水道水の器用

play47:32

っていうのは変わってきていますで実は

play47:35

1番大きな数値はま食事からの数値ですで

play47:39

食事じゃあ食事はえから摂取するってこれ

play47:42

は大変なことなんじゃないかという風に

play47:44

懸念があるかと思いますがこれについても

play47:46

ま国内のデータがどうなってるんだていう

play47:49

のを調べましたで農林水産省がえ各食品群

play47:54

ごとにえPPの濃度を調査したデータが

play47:57

ありますでお米はどのぐらいえとかですね

play48:02

そういう風に食品群で平均濃度を出してで

play48:06

日本人が大体お米は1日何g食べてるとか

play48:10

その消費量でかけてやってそれを全部足す

play48:13

と日本人が1日あたり平均的にどのぐらい

play48:16

摂取しているかという推定量を出すことが

play48:19

できますでえその数値えここがま単位が

play48:23

ですね何NGPERkg体重パ日という風

play48:27

にま海外のデータと比較するには日本人の

play48:29

体重と海外の体重違いますのでまこういう

play48:32

単位にしておりますでここにLBUBって

play48:36

いうなんだかよくわからないことが書かれ

play48:38

てますで実はですねPFの測定を行います

play48:42

と検出限界以下という食品が非常に

play48:45

たくさん出てきますそうすると検出限測定

play48:48

をする時っていうのは検出限界っていうの

play48:51

がありますで検出限界以下だから0だって

play48:54

例えば10個の食品をを測定して全部検出

play48:57

限界化だったらその数値は0としましょ

play49:00

うっていうのがローアーのLBですねいや

play49:03

0.1が検出限界だったらまあ10個

play49:06

みんな0.1以下だったら高く見積もれば

play49:09

0.1の可能性もあるんじゃないかという

play49:11

ことでその値を0.1としましょうという

play49:13

考え方がアーのUBになりますですから

play49:17

えっと全部の食品が検出限界以上の値で

play49:21

あれば理論上LBとUBは一致するんです

play49:23

がこういう風にばらけが非常に大きという

play49:26

ことは検出限界以下のサンプルが非常に

play49:28

多いということを反映してますでまこの

play49:31

高く見積もって1.1のPFえ0.75の

play49:36

P4というものに

play49:38

まあの安全を見込んでですね注目してえ

play49:42

考えると今回え我々の結論である20と

play49:46

いう数値と比べて十分に低い状況であると

play49:50

考えておりますただまあの検出限界もう

play49:53

少し下げられないかとかですねサンプル数

play49:56

が少ないんじゃないかとかもっともっと

play49:58

いろんな情報があの必要だという風に考え

play50:01

ておりますでこのあくまで水計値なので

play50:04

まだまだこれも不確実性があるということ

play50:07

で今後の情報収集が必要であろうという風

play50:09

に考えており

play50:11

ますでまとめとしてですねえ何度も言い

play50:14

ましたように疫学研究について何が確実に

play50:17

言えるのかということをあの吟味したん

play50:20

ですがまあるという報告とないという報告

play50:22

の両方があってなかなか確かにこれだと

play50:25

いうものを

play50:27

えワクチンの影響や発願性え子供の体重に

play50:32

ついてもちょっとそういう風な結論を出す

play50:36

ことはできなかったとでま現時点で得る

play50:39

ことのできたえ科学的治験に基づいてえ

play50:42

TDIを一応出してみましたがまその

play50:46

さらにいろんな知見が集積してくれば

play50:48

見直す根拠になる可能性はあると思います

play50:51

で実際にえ今日本人がごく普通の生活をて

play50:55

え摂取するであろう1日あたりの摂取量は

play50:58

TDIに比べてえ少ないであろうという風

play51:01

に考えておりますなのでま通常の一般的な

play51:05

食生活でえ食品を通じて摂取される程度の

play51:09

P4p4によって一次し健康影響が生じる

play51:12

状況にはないだろうとからあ逆にですねま

play51:16

食べ物を非常にえ危ないんじゃないかって

play51:19

過剰に懸念して食生活を響すると変更する

play51:22

と今度は栄養学的な問題が生じます

play51:26

ということもありますのでまあのやはり

play51:29

いずれにしろですね健康影響についても

play51:31

暴露量についてもあの情報が不足しており

play51:35

ますのでえそれについてさらに増やして

play51:38

いくことが課題だろうという風に考えて

play51:40

おりますということで今後の課題になる

play51:43

わけですがこれが最後のスライドかと思い

play51:45

ますまいずれにしろ情報が十分ではないと

play51:49

いうことでえ健康影響の情報メカニズムの

play51:53

情報疫学の情報から暴露レベルの情報を

play51:57

充実させていくことが今後大事だろうと

play52:00

いう風に思いますそれからあの実際の摂取

play52:03

料暴露量の分布ですね例えば高暴露の個人

play52:06

がいるんではないか集団がいるんではない

play52:08

かという把握をすることえ暴露経路の推定

play52:11

についての情報食品を含めた暴露されうる

play52:15

媒体におけるPファスノードに関する

play52:17

データの集積というのがえ必要であろうと

play52:20

いう風に考えておりますでまリスク管理に

play52:23

ついては我々はリスクアセスメント

play52:25

があの仕事なのでまこの結果からリスク

play52:29

管理についても少し言うとすればえPFに

play52:33

ついてやはり情報が不足しておりますが

play52:37

不明なテトがあったもののまずはTDIを

play52:40

1度決めましたのでそのTDIを踏まえた

play52:43

対応に取り込むことが重要であるってい風

play52:46

に考えておりますまたえっとPファスに

play52:49

暴露されうる飲料水食品等における濃度

play52:51

分布に関するデータの収集を早急に進める

play52:54

でこういう調査結果を元に高い濃度が検出

play52:57

されたものに対する対応もきちんと進める

play53:00

ことが必要であろうという風に考えており

play53:02

ますでまリスクコミュニケーションの一環

play53:05

としてま今日の日があるという風に考えて

play53:07

おり

play53:07

ます以上ですご清聴ありがとうございまし

play53:14

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